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2015年 01月 15日
自分のためにお花を選んできました♪ 自分のために フラワーハートセラピーをしてみようと思ったのです。 お花屋さんで いろんなお花を見て 今の私は どんな色のどんなお花に目がいくのかしら…と思ったら 今日の私は ピンクのスイートピーでした。 ピンクのスイートピーは 幸福感をもたらしてくれるお花。 安らかな眠りを誘うお花としても有名です。 とくに不安からくる不眠に効果があります。 優しい穏やかな気持ちのときに ピンクのお花が気にかかりますし 幸せな気分にひたりたいときや 誰かに幸せを届けてあげたいときにも ピンクのお花が気にかかりますし ピンク色には 女性のホルモンバランスを整えてくれる効果もあります。 優しいピンク色… 私の大好きな花の色です。 私がピンクのお花を選ぶときには 頑張りすぎているときが多いかな…。 ピンクが足りていないとき 肩の力を抜いて 人のことばかり気にしないで 自分ことを大切にしなくちゃならないとき そんなときが多いように思います。 一年半くらいまえ 左乳房に米粒大のしこりを見つけて ちょうど主人の職場の健康診断の時期でもあったので マンモグラフィーの入った健診コースを選びました。 マンモグラフィーと触診もしてもらって ドクターの所見は 大丈夫ということでしたので 安心していました。 一年がたって そろそろまた健康診断の時期がやってきたな~と思っていたとき 一年前と同じ左乳房にビー玉大のしこりに気が付きました。 米粒大のしこりが 一年でビー玉大になっていたので 乳癌だと思いました。 ショックはありませんでした。 moeが生まれる前と 生まれて3か月後と 以前に2回 ガンの手術をして それからは いつまで生きられるかわからない… そう思いながら12年ほど過ごしてきたので その日にできることは その日にやり やりたいことは やって 毎日毎日を精一杯 全力で 生きたいように 生きてきたので 我が人生に悔いなし…と言うと 大げさに聞こえるかもしれませんが 本当に そのくらいの気持ちで…。 自分の中で 覚悟はできていたのでしょうね。 お世話になっている外科を訪ねたのは 12月の半ばのことでした。 触診と超音波検査で 外から見るとビー玉大のしこりも 乳房の中では9mm。 ドクターも 私が以前に2回の癌手術を受けているのを知っているので はっきりと話をしてくださいます。 エコーの写真では 9割方いいものではないようなので すぐに医療センターへ紹介状を書くので 乳腺科で組織診を受けてほしいとのことでした。 すぐさま医療センターへ 年内の予約とるために連絡してくださったのですが 年内はもういっぱいで 年明けに医療センターの乳腺科を受診することになりました。 受診するまで2週間以上あるけれど しこりが気になっても 悪いモノが散らばったらいけないので ぜったい触らないように…と ドクターから注意を受けて そのまま年末年始を過ごすことになりました。 めったに病院へ行くことがない私が すぐに外科へ行ったので 主人はびっくりしたみたいですが 外科のドクターの所見を聞いて ショックを押さえきれないようでした。 そのとき気が付いたのですが 覚悟ができていたのは私だけで 主人も、子供も、両親も まわりの誰も そんな覚悟はできてなかったということ。 私の人生が自分のものだけなら 毎日精一杯生きてきたら いつどうなっても悔いはない… そう私が思えたとしても 私のまわりの人は そんなふうに受け入れることはできないんだ…ということでした。 もともと優しい主人ですが 乳癌の疑いが濃くなってからの 年末年始は 本当に大事に大事にしてくれました。 昨日と今日で 体調は何も変わってないし 家のことだって 仕事だって 同じようにできるのに それでも 主人は 洗い物をしたり、洗濯をしたり、 お風呂をあらったり、掃除をしたり… どんなことでも してくれようとします。 主人が私の事を大切に思ってくれているのが 痛いほど伝わってくるのです。 私がいなくなったら このひとの人生から色が消えてしまうんじゃないかと思うほどです。 私がいなくなったら このひとは モノクロの世界で ただただ ながい時間を過ごしていくことになるんじゃないかと そう思えるほどです。 年末に実家に行ったとき 91歳の父の顔を見たら涙が出てきました。 この年になって 娘に三回も癌が見つかったと知るなんて なんて親不孝な娘でしょう。 まして 91歳の父より先に死ぬことがあったら 父がどれだけ悲しむでしょう。 つらい思いをするでしょう。 息子や娘はそれぞれに伴侶を見つけて とりあえずは安心だし moeは moeが生まれた直後に癌手術をしたこともあって この子が大人になるまで一緒にいられないだろうと思って いろいろなことを ひととおり教えてあるから大丈夫。 何とかやっていけるでしょう。 感受性が強いから ショックも大きいだろうけど moeならきっと 乗り越えていけるし それを糧として成長していくでしょう。 でも moeの夢が実現するところを見たかった… …とか いろんなことが 頭の中をよぎります。 いつもなら 刺繍しながら いろんなことを考えるのに ここ1か月くらい刺繍針を持っていないのは これ以上 いろんなことを考えたくなかったのかもしれません。 いつもなら 家族でテレビを見ている時も 手だけはチクチクと動かしている私が ただただ ボーっと テレビを見ながら過ごしたり ひたすら本を読み続けたりしていたので 主人は余計に心配したのかもしれません。 年末年始で 一人になる時間がなかったせいもあるのですけれど。 そんななかで あらためて気づいたのは 私の人生が私だけのものなら 一人だけで生きているのなら 死も 自分だけの覚悟で受け入れることができるけれど 私を愛してくれる 私のまわりの人たち 私が残していくだろう愛する人たちのことを思うと そんなに簡単に 自分だけの覚悟で 死を受け入れることはできないんだということでした。 生きるって そういうことなんだなと思いました。 2回目の手術のあと 悔いのない人生を過ごそうと 自分のために したいことはして 精一杯一生懸命生きてきたけれど これからは 私が残していくだろう人たちのために 精一杯一生懸命生きよう心に誓いました。 結局は自己満足なのかもしれないけれど その人たちのために 私にできることは全部してあげたい。 そのために生きよう… そんなふうに思って 新しい年を迎えました。 先週、医療センターで受診し 触診、マンモグラフィー、超音波の検査を受け そのあと針生検を受けました。 針生検とは 乳房に静脈注射の針よりも太い針を刺して 疑わしい場所の組織をとり 病理検査をするものです。 私の場合は乳房に麻酔をうち 4か所に針を刺して組織を取って調べてもらいました。 針生検の最中 非常に難しい…とドクターが言っていました。 癌かどうかは まだ五分五分だけど 石灰化の範囲が広いので 手術になると 広範囲を切除しないといけないかも…ということでした。 病理検査の結果は一週間後…。 少し、話がながくなりました。 あまりながいあいだパソコンの前に座っていると 主人が心配して 何度も様子を見に来るので 今夜はそろそろ終わろと思います。 続きはまた明日。 12月から あまりブログの更新ができなかったのは そんないろいろがあったからです。 左乳房にしこりが見つかったことは 私にとっては とってもとっても大きな出来事で その出来事をなかったことにして 日々のことを綴ることができませんでした。 ありのままの毎日を綴っているのに 今回の事をなかったように綴るのは 偽りの日々を綴っているような 自分を偽っているような気持ちになったからです。 日々 いろいろなことが起こり 日々 いろいろな思いが交錯して それが 私の毎日。 自分らしくあるために 自分らしい生き方のために そんな気持ちで 今日のブログを綴りました。 ・・・・・・・・・・・ 私が刺繍のデザインと作品を提供させていただいた こちらの本も どうぞよろしくお願いします♪ きれいに仕上げる 刺繍の図案とデザイン 新星出版社 1296円
by madoka_mm123
| 2015-01-15 22:29
| 乳がんと私
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